神がわたしをそこに携えて行かれると、見よ、ひとりの人がいた。その姿は青銅の形のようで、手に麻のなわと、測りざおとを持って門に立っていた。
それから、わたしはつえのような測りざおを与えられて、こう命じられた、「さあ立って、神の聖所と祭壇と、そこで礼拝している人々とを、測りなさい。
その人は東に進み、手に測りなわをもって一千キュビトを測り、わたしを渡らせた。すると水はくるぶしに達した。
わたしに語っていた者は、都とその門と城壁とを測るために、金の測りざおを持っていた。
その足は、炉で精錬されて光り輝くしんちゅうのようであり、声は大水のとどろきのようであった。
その足はまっすぐで、足のうらは子牛の足のうらのようであり、みがいた青銅のように光っていた。
そしてその腰とみえる所の上の方に、火の形のような光る青銅の色のものが、これを囲んでいるのを見た。わたしはその腰とみえる所の下の方に、火のようなものを見た。そして彼のまわりに輝きがあった。
わたしは公平を、測りなわとし、 正義を、下げ振りとする。 ひょうは偽りの避け所を滅ぼし、 水は隠れ場を押し倒す」。
ただ教とあかしとに求めよ。まことに彼らはこの言葉によって語るが、そこには夜明けがない。
彼がわたしを拝殿に連れて行って、脇柱を測ると、こなたの幅も六キュビト、かなたの幅も六キュビトあった。
彼が測りざおで、東側を測ると、測りざおで五百キュビトあり、
その人がわたしのかたわらに立った時、わたしはひとりの人が、宮の中からわたしに語るのを聞いた。
わたしは見ていると、見よ、人のような形があって、その腰とみられる所から下は火のように見え、腰から上は光る青銅のように輝いて見えた。